市民公開講座

市民公開講座

第1回日本ダウン症会議の市民公開講座は、大正大学の8号館会場いっぱいに、小さな赤ちゃんからご高齢の方々にいたるまで、さまざまな方にご参加いただけました。本当にありがとうございました。多彩な演者の先生方のご発言もあり、参加された皆さまお一人お一人がなにかを感じ、想像力を一歩すすめてくだされば幸いです。JDS会報に今後詳細報告を掲載してまいります。

2017/11/12(日)
13:30~15:30 開場13:00

市民公開講座

場所:第1会場 (大正大学 8号館1階 礼拝堂)
入場無料ですので当日会場に直接お越しください。
※手話通訳がございますのでご利用ください。

長谷部 真奈見
司会:長谷部 真奈見(キャスター)
開催のご挨拶
第1回日本ダウン症会議 大会長 玉井 邦夫(公益財団法人 日本ダウン症協会 代表理事)
アトラクション
横浜ダウン症児サークル ハマヒアポ:オハナフラ

※3歳から10歳の親子で踊るフラダンス 協力:NPO法人アロハグレイス

横浜ダウン症児サークル ハマヒアポ オハナフラ

シンポジウム
テーマ:出生前検査(診断)をめぐって

無侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)の登場によって、その診断精度の高さによって生命倫理を考える国民的議論が圧倒されてしまいました。しかし、出生前診断は今に始まったものでもなく、トリプルマーカーの時代を経て、胎児エコーの進歩もあって、通常の検査でもかなり高精度になってきています。この出生前検査(診断)の現状と、今後のあるべき姿を求めて多くの方々と議論したいと思います。
また、日本ダウン症協会では、NIPTの登場以来、多くの方から意見を求められて参りました。
日本ダウン症協会では、直結なテーマでシンポジウムとして公の場で開催することははじめてになります。反対、賛成の議論をするものではなく、各方面の方々のお話を伺うことにより、一人一人が、考えを深められるようにしていきたいと思います。
出生前診断に際して、遺伝カウンセラーの役割が以前にも増して大きくクローズアップされたのは、今回のNIPTの日本への導入がきっかけでした。その遺伝カウンセラーのあるべき姿はいったいどのようなものなのでしょうか。21トリソミーにとどまらず、遺伝子の分析検査の進化は今後どのような影響を及ぼすのかを考えます。

参考)JDSの出生前検査(診断)に関しての考え方

座長

玉井 浩
(大阪医科大学小児科学 教授)

小児科専門医、小児神経専門医
『ダウン症児の学びとコミュニケーション支援ガイド』(里見先生と共著)

水戸川 真由美
(日本ダウン症協会 理事/NPO法人 親子の未来を支える会 理事)

スピーカー

  • 三宅 秀彦
    三宅 秀彦
    (お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 教授)
    「出生前診断の診療体制について」
    2016年厚労省の研究班の班員として、ダウン症のある方のアンケート調査をおこなった。「毎日幸せ」9割超という結果が新聞などでも大きな反響を呼んだ

  • 畑山 博
    畑山 博
    (医療法人財団 足立病院院長)
    「産婦人科診療と命の選別」
    不妊治療から、妊娠・出産・子育て支援、そして乳がんまで。女性の一生に寄り添う医療を実践している。

  • 中込 さと子
    中込 さと子
    (山梨大学大学院総合研究部教授・助産師)
    「いのちを迎えた夫婦へのケア」
    遺伝看護学会代表理事・助産師・遺伝カウンセラー、「山梨ダウン症フォーラム」を開催。地域、生活、当事者に立った視点からの支援を行う。

  • あべ けん太
    (ダウン症のイケメンタレント・会社員)
    「ダウン症のイケメンの毎日と、思っていること」
    NHKEテレ「バリバラ」や民放のテレビ番組など多数出演、バリバラ「出生前検査」特番では当事者として取材を行い注目を浴びた。「ダウン症を誇りに想う男」である。
    本年9/20初のエッセイ集『今日も一日楽しかった』を出版。

(敬称略)